Bruno Pelletier Japon : 2006 ドラキュラ

ドラキュラ ~愛と死のはざまで~

「ドラキュラ~愛と死のはざまで Dracula - entre l'amour et la mort」は
ブリュノ・ペルティエが着想し、アーティスティック・ディレクターとして実現させたミュージカル。

<作品詳細>
「Dracula - entre l'amour et la mort」
ドラキュラ ~愛と死のはざまで~

作曲:Simon Leclerc シモン・ルクレール
作詞:Roger Tabra ロジェ・タブラ

ドラキュラ : ブリュノ・ペルティエ
ミーナ(エレミナ) : アンドレ・ワタース
ジョナサン・ハーカー : シルヴァン・コセット
レンフィールド : ダニエル・ブーシェ (リヨン公演:マット・ローラン)
ヴァン・ヘルシング : ピエール・フラン
ルーシー : ガブリエル・デトロワメゾン
女ヴァンパイア : ブリジット・マルシャン、エリザベス・ディアガ、リタ・タバク

あらすじ:
ワラキアの王ヴラッド・ツェペシュは、妻に娶ったエレミナが吸血鬼であったため
彼も吸血鬼となってしまう。

エレミナは怒った住民に殺されるが、蘇ることを予言して果て、
ドラキュラとなったヴラッドは、愛するエレミナを求めて時をさまよう。

2050年、ドラキュラはルーシーという娘に出会い、
エレミナではないかと感じる。
ルーシーを恋い慕うレンフィールドを使って、
ヴァン・ヘルシングの娘であるルーシーに近づくが・・・。

 
<作品感想>

ヒントはもちろんブラム・ストーカーの「ドラキュラ」(1897年)ですが、
そこから作られた映画「ドラキュラ」(1992年:フランシス・コッポラ監督、ゲイリー・オールドマン主演)
もかなりベースになっています。

とはいえ、さらにそこにオリジナリティが加わっていて、
ドラキュラをはっきりとそのモデルとなったブラッド・ツェペシュとし、
ワラキアの王である彼が吸血鬼となり、
そしてその妻エレミナを時空を超えて2050年の近未来まで探し求めるという
ストーリーになっています。

中世の王なだけあって、ドラキュラは尊大でかっこいい。
レンフィールドを利用して平気で捨てる冷徹さ。
でもエレミナへの愛の前では悩み苦しむ男・・・。

しかも、このブリュノのドラキュラ、
空手の黒帯まで極めたブリュノが演じるだけあって、肉体的!!

ドラキュラを追い詰めるジョナサン・ハーカーとの対決シーンでは
アクション・シーンが格闘技っぽくてとてもかっこいい!!

夜にしか出歩けないというドラキュラの、どこかひ弱なイメージとはま逆です。
しかもドラキュラの宙吊りまであって、
舞台ならではのおもしろさも存分に堪能しました。


そして、セットもすばらしかったです。

特に大がかりな仕掛けがあるわけではありませんが、
中央部が山なりになっていて、その上を歩けるようになっています。
これが舞台に広がりと、舞台転換しなくてもシーンを使い分ける可能性を与えていて
うまく考えてあるなと思いました。


ミュージカルとしても、歌が素晴らしい。
対決シーンの歌のかっこよさ、
ドラキュラが苦しむ歌のせつなさ、
レンフィールドの狂気と愛・・・。

また、ジョナサン役のシルヴァン・コセットがとても透明感のある声で、
ドラキュラとの対決シーンなどでは
ブリュノとの声の違いが際立って、とてもぞくぞくします。

またいつか見たいです、ブリュノのドラキュラ。
再演希望!

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アーティスト・プロフィール
Bruno Pelletier

Bruno Pelletier ブリュノ・ペルティエ

カナダのフランス語圏ケベック州出身。3度の最優秀男性歌手賞の実績を誇る実力派歌手。ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」で人気を不動のものに。ロックからジャズまで幅広い音楽を豊かに歌いこなし、定期的に東欧でもツアーを行っている。

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